【黒歴史】中学時代に好きじゃない子と付き合い、わずか5日で振るという暴挙に走った話
どもども、ふくてんです!
(今回はアホの限りを尽くした恋愛雑記になってますので、気分を害されたらブラウザバック推奨でございます…)
大学生の時に、よく飲みに連れて行ってくださっていた「ぽっちゃり系社会人の先輩」からアホほど聞かされていた話があります。
「社会人になったら出会いないよ~(恋的な意味で)。大学生はいいよなぁ~。(羨む的な意味で)」
すみません。先輩。
飲みに連れて行って頂いている最下層民の身で申し上げにくいのですが…
「あんた、大学時代でも出会いなかっただろ!」
ほんとにすみません!
いや、先輩の事は尊敬してます!
ただ、自分が彼女できない理由を「社会人になったから」という理由に逃げるのは、先輩を慕う後輩として許せなかったんです!
脂肪を蓄えあそばされた先輩からの羨望の眼差しを受けていた大学時代でしたが、自分がいざ社会人になってみると、気づきました。
「出会いがほんとにないw」
先輩ごめんなさい。
あの時「まず、出会い云々の前に自分のお腹のポテンシャル上げた方がいいっすよ」って思ってごめんなさい。
今あの時に戻れるなら、その時の自分を殴ってやりたい。
少し前置きが長くなってしまいましたが、そうやって社会人は閉鎖的な交友関係になっていくわけです…。
昔の自分はどうだったかな〜とふと振り返ってみると、中学生の時にやらかしてました。
今日はそんなお話。
時は遡ること中学時代
僕の中学生活はどちらかというと波乱万丈な感じ。(これについてはまた記事にします。)
それでも普通に過ごす為にサッカー部ヘ入部し、教室内でも目立たないように過ごしていました。
僕の学校ではサッカー部が盛んで、テニス部や吹奏楽部の女子たちがわざわざ外に出てきて見に来るくらいの人気っぷり。
内心、少しカッコつけながら部活の練習をしてたような気がします。
しかし、だからといって浮ついた話などはなく、部員のイケメンが学年注目の女子と付き合ったというのを傍から聞いてる立場でした。
正直、その頃は女子に興味を持ち始める時期でしたし、「自分も彼女ええな~」と思いながらも好きな人がいないことを言い訳に部活に勤しんでいました。
初恋!?ラブストーリーは突然に
程よくクラスの雰囲気にも馴染め、部活も軌道に乗り始めた中学2年生の春。
学年集会で修学旅行の説明を受けに行った時、席の向こう側に異彩を放つ少女が座っていました。
醸し出される清楚感、どことなく色気のある肌と黒髪、清涼感のある笑顔。
まさに理想を具現化したような女性がそこにいました。
しかし、こんな女性がいることを2年間気づかないはずがない…。
思わず、隣にいた友人に
「あれ?あんな子おったっけ?(めっちゃ可愛いやん…)」
と聞いたところ、他クラスの沙羅さん(仮名)という方らしく、学年の中で「イケてるグループ」にも「イケてないグループ」にも属さない、いわゆる「普通グループ」の中の1人でした。
学校内で注目されているヒロイン的存在は何名かいましたが、まさかこんなところにダイヤの原石が…。
とはいっても、気軽に話かける事もできず、修学旅行を終えました…(くそぅ)
気づけば、家ではその子の事ばかり考えていましたが、交流できるきっかけを見つけることができず、中学生活もここで終わりかと思った矢先、転機が訪れるのです。
起死回生!運命のクラス替えでまさかの!?
中学3年生の春。
最後のクラス替えでドキドキしながら教室に入ると、そこにはなんと沙羅ちゃんの姿が!!
いやー、もう毎日ええ子にするわ。
お母さんお父さんに感謝しながら生きることを誓った一日でした。
ウッキウキでチャリ漕ぎながら帰った記憶があります。
それから、沙羅ちゃんとなんとか接点を持とうと頑張りますが、「部活ばかりの野良犬」と「温室育ちの美少女」に共通点などなく、ただただ時間が経っていくだけ。
しかし、とある日。
部活をしていると、沙羅ちゃんの姿が!?
実は沙羅ちゃん。吹奏楽部に入っていて、沙羅ちゃんの親友とともにサッカー部を観に来た様子。
俄然、やる気が湧いてきて、ここぞとばかりにかっこいい姿を見せようと必死でした(笑)
それから、少しずつ部活を観に来てくれるようになり、練習中になんとなく視線が合う。(気のせいかもしれないけど…)
やがて、挨拶くらいは交わせるようになり、それをきっかけに会う度に少しずつ会話ができるようになりました。
気づけば沙羅ちゃんから話しかけてくれるまでに。
「もしかして、僕のこと…」という淡い期待を抱き、ウキウキハッピースクールライフを送っていたのですが、卒業後の進路はお互い別々の道に進む事が発覚。
沙羅ちゃんとの幸せな学生生活も儚く終わり、いよいよ卒業へ。
二度と会えないかもしれない。卒業最後の正念場
幸せだった中学3年生の生活もわずかとなり、いよいよ卒業式へ。
3年間お世話になった先生や友人への挨拶も足早に済ませ、卒業式後にクラスで遊びに行くことになりました。
初めて見る沙羅ちゃんの私服はかなり新鮮で内心ドキドキ。
皆でカラオケやボーリングなどをして楽しい反面、沙羅ちゃんと会えるのも今日が最後だという切ない気持ちも…。
2年間の思いを伝えるチャンスは今日しかないと意気込み、いよいよ別れの時。
すると、沙羅ちゃんから話しかけてきました。
沙羅ちゃん「敦子(仮名)ちゃんがふくてん君に話があるみたいで、少しいい?」
敦子ちゃんとは沙羅ちゃんの親友で一緒にサッカー部を見学しにきていた子です。
僕とは接点がなかった敦子ちゃんが何の用だ!?
敦子ちゃん「私、ふくてん君の事がずっと好きでした。もしよかった付き合ってください!」
ふくてん「???(ファ!?え!?ぼ、ぼく!?)」
目の前のいきなりの事態にパニクりました。
しかし、目の前には沙羅ちゃんと返事がない事に不安を覚えて泣きそうになっている敦子ちゃん。
僕は焦りのあまり、何を血迷ったか「(ここで沙羅ちゃんの親友を傷つければ沙羅ちゃんに嫌われる)」と思い(今思えば、だいぶ失礼でバカな事してたなって反省してます…。)、
ふくてん「ぼ、ぼくでよければお願いします(紳士風バカ)」
敦子ちゃん「ほんと!?やったー!嬉しい!」
今思えば、沙羅ちゃんは僕を見るためにサッカー部を見学してたわけじゃないんだと気づきました。
おそらく、親友の敦子ちゃんの付き合いで観に来ていただけなんだと…。
僕の人生初の恋はなんと好き同士じゃないものでした…。
その日、沙羅ちゃんとの間に感じていた恋がそうじゃなかったんだと悟ったのと同時に敦子ちゃんに申し訳ない気持ちに駆られ、泣きながら帰ったのを覚えています。
その罪悪感に耐えられず、わずか5日後に別れ話をしました。
それから数年後、敦子ちゃんとは当時の話をちゃんと話し合い、お互い和解しました。
まとめ
もし、このブログを見ている方で片思い中の方がいましたら、僕から伝えたい事が1つだけあります。
「好きになったら、その人だけを貫いて、思いを伝えて下さい。」
僕のような経験をされた方は滅多にいないかと思いますが、この当たり前の事が僕にはできませんでした。
そればかりか、とんでもないことをしてしまい、人を傷つけてしまいました。
今となっては、苦い思い出としてお酒の肴として話せる話題の1つとなりましたが、当時は本当に死にそうなくらい辛かったです。
「皆、好きな人には素直に好きって伝えなあかんで!」
ということで今回は僕の珍しい恋愛体験記でした。
それでは、また!