ふくてんの人間0年生雑記

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【ドライマウス】睡眠中に口や喉が乾く問題を解決する方法

どもども、最近喉の乾きで夜中に突然起きてしまうふくてんです。

今回は『睡眠中に口や喉が乾く問題について』をテーマに原因と解決方法をまとめてみました。

 

「睡眠中の口の乾き」
あれ、困るんだよね。
大事な睡眠時間を削られた気分になるし、なんなら目覚めなんて最悪よ?

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起きた瞬間「砂漠かな?」って錯覚するもん。
いや、割りと冗談抜きで。

あの謎の現象を突き止めるべく、まずは原因を調べてみました。



睡眠中に口や喉が乾く原因

口呼吸による原因

まず、原因の代表格が口呼吸によるものです。
口呼吸をすると、口内に分泌されている唾液が過剰に蒸発してしまい、あっという間に口の中がカラカラになります。

特に花粉症の季節になると、鼻づまりを起こして鼻呼吸がしづらくなってしまうので、鼻うがいや花粉症用の薬を投薬して常に鼻の中の通りを良くしておく必要があります。

 

緊張やストレスなどによる心理的要因

次に、緊張やストレスによる原因です。
誰しもに「緊張すると口がカラカラになる」といった経験はあるかと思います。

人間は過度に緊張やストレスを抱えると唾液を適切に分泌する「自律神経」のバランスが崩れ、結果的に唾液を分泌しにくい状況を作ってしまいます。

情報過多でストレスが多い現代社会では、割とこの原因が多くなってきているのではないかと思います。

脱水症状による原因

夏によくある症状なのですが、脱水症状による原因にも注意が必要です。
夏は普通に過ごしていても汗をかきやすく、体中の水分が失われやすい環境なので、こまめな水分補給が大切になってきます。

ちなみにアルコールも分解するのに多くの水分が必要となります。
アルコールは水分が過剰に失われやすいので、特に「夏の飲み過ぎ」には注意が必要です。

 

噛む力の低下による原因

人間は噛むことによって唾液腺が刺激され、唾液が分泌されます。

最近はパンやラーメンなど、噛む力がそれほどいらないファストフードが普及している為、柔らかいものばかり食べがちになっているのも原因の1つですね。

噛む筋力が弱まっていくと唾液腺が刺激されなくなってしまい、唾液分泌量が格段に減ります。

 

病気や服薬による原因

花粉症の薬や鼻炎薬、鎮痛剤など身近にある薬の副作用が原因になっている場合があります。

鼻づまりを治す為に花粉症の薬を飲んでいるのに、その副作用で「口が渇く」なんて本末転倒とはまさにこの事。

 

加齢による原因

これは僕にはまだ早い話題ですが、年を重ねてくると段々と若い頃に比べて唾液の分泌機能が低下してきます。

また、顎が前に出てきて口呼吸しかできなくなってきますし、服薬の副作用も相まって「口の乾き」に拍車をかけます。

 

口や喉の乾きを放っておくと起こる危険

 この「口の乾き」を放っておく危険性についてお話します。

虫歯が増える・悪化する

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口が乾いた環境は虫歯をつくりだす「ミュータンス菌」にとって、最適な活動環境です。
歯は食事の際に表面が溶けるのですが、唾液はその溶けた表面を元に戻す為の再石灰化の役割があります。

しかし、唾液が分泌されない状況になると再石灰化がうまくいかず、歯の表面が溶けたままとなり、虫歯の進行が一気に進みます。

 

 

歯周病になる

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口が渇くと口内の抵抗力が弱くなります。
唾液は自浄作用がありますので、唾液が分泌されなくなると抵抗力がなくなり、菌の繁殖を許してしまいます。

それにより、歯周病を発症しやすくなり、最悪のケースとして「歯茎が腫れ、歯が抜け落ちる」こともあります。

 

口内炎ができやすくなる・治りが遅くなる

口内の粘膜は唾液によって保護されています。
唾液が分泌されなくなると、口内粘膜が晒され、食べ物などの刺激物によって口内が傷つきやすくなり、口内炎ができやすくなります。さらに、治りも遅くなります。

 

口臭がきつくなる

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そもそも、口臭は舌の上の白い汚れ「舌苔」によって発生します。
口内が乾くと、舌苔が唾液によって洗い流されなくなり、たまりやすくなります。

一度、溜まると蓄積し始めるので、放っておくとこびりついて舌掃除をしても、なかなか取れなくなってしまいます。

そうなると、口臭がどんどんきつくなって、人との会話も億劫になってしまうので、早めに舌クリーナーなどで舌掃除をしましょう。

 

 

解消方法

「口が渇く原因」と「放っておくと起こる危険性」について、ご紹介しました。
それでは、それらの「口の渇き」はどうしたら解消されるのでしょうか。
それらを詳しく調べてみました。

 

十分な水分補給

まずは、寝る前に十分な水分補給をしましょう。
人は睡眠中にも体温調節の為に相当な汗をかきます。

たとえ、喉が乾いていなかったとしても、睡眠中に失われる水分は睡眠前に補給するつもりでコップ一杯分の水を摂りましょう。
目安としては200mlと言われています。


十分な睡眠時間

自立神経の乱れの原因として睡眠不足が1つの要因となっています。
まずは自立神経バランスを整える為に十分に睡眠を取りましょう。
人によりますが、一日あたりの睡眠時間の目安は7~9時間と言われています。

よく噛む

唾液腺を刺激する力を補う為に、食事は良く噛む習慣づくりをしましょう。
特に現代人は顎の力が弱まってきている傾向にあると医学界から提唱されているので、柔らかいものばかり食べず、硬い食べ物の摂取を心がけましょう。


飲酒、喫煙、カフェインを控える

アルコールを分解するには多くの水分が必要となり、過剰に水分が失われます。
ニコチンやタールには唾液の分泌を抑制する作用があります。
カフェインは高い利尿作用があり、過剰に水分が失われます。

これらの要素は「正常な口内環境」の大敵でもあります。
僕もコーヒーとお酒が好きなのでさすがに「摂るな」とまではいきませんが、摂りすぎには十分に注意しましょう。


保湿マスク


僕が「口の乾き」を解消するにあたって一番効果を発揮したのが「保湿マスク」です。
やはり、上記の事に注意したとしても、そもそも寝る部屋の湿度が低かったりすると、やはり口が乾く事がありました。

では「口元に常に水分があればいいのでは?」と思い、試しに買ってみたら、これが意外と朝起きた時に口の中が潤ってて不快感が全然なかったです。
もし、お金がもったいない!というのであれば、濡れタオルを寝室に置いてみるとかでも改善されるかもしれませんね。

 

まとめ

今回、調べて一番感じたことは「唾液ってすごいな」って事です。

唾液が持つ効力って本当にさまざまあって、その最たるものが
●細菌の繁殖を抑える「抗菌作用」
●溶けた歯の表面を元に戻す「再石灰作用」
です。

他にもいくつかあります。

「口内の乾燥」が慢性化すると唾液の恩恵を受けられなくなり、他の病気も誘発してしまうので、普段の心がけが大切だなと改めて思いました。

 

今、「口腔内乾燥」でお悩みの方いましたら、ぜひ解消法を試してみてください。
もし、この記事が少しでも役に立ったと思ったら、ぜひぜひシェアして頂けると嬉しいです。

それではまた!